
なぜ英検対策に英会話教室が向いているのか
英検の勉強というと、単語帳や問題集での筆記対策をイメージしがちですが、実は英会話教室をうまく活用することで、合格に必要な「話す力」「聞く力」を効率よく伸ばすことができます。特に3級以上では面接試験があり、準1級・1級ともなると、英語で自分の意見をはっきり伝える力が求められます。こうした実践的なコミュニケーション力は、独学だけではなかなか身につきません。英会話教室で生きた英語に触れながら、英検の形式に合わせて練習していくことが、合格への近道になります。
独学では身につきにくい「話す力」を伸ばせる
英検対策のテキストはたくさんありますが、どうしても「読む・書く」中心の勉強になりがちです。英会話教室では、講師やクラスメイトとのやり取りを通して、英語で考え、英語で話すトレーニングを自然と積むことができます。
面接試験では、
・簡単な自己紹介
・イラストや状況説明
・質問に対する自分の意見
などを、その場で英語で話さなければなりません。普段から英会話に慣れていると、本番でも緊張しすぎず、いつもの感覚で話せるようになります。
英検の傾向を知っている講師から直接アドバイスがもらえる
英検対策に強い英会話教室には、過去問題の傾向や、級ごとの合格ラインを把握している講師が在籍していることが多いです。
「この級なら、リスニングで何点ぐらい取れていれば安心か」
「面接で評価される答え方のコツは何か」
といった具体的なアドバイスをもらえるのは、独学にはない大きなメリットです。自分の弱点も客観的に指摘してもらえるため、限られた時間のなかで、どこを優先的に伸ばせばいいかが分かり、勉強のムダを減らせます。
英検対策に強い英会話教室の選び方
せっかく英会話教室に通うなら、「英検対策に強い教室」を選びたいですよね。ここでは、英会話教室を選ぶときにチェックしておきたいポイントを整理しておきます。複数の教室を比べる際にも、同じ基準で見ていくと、自分に合うところを見つけやすくなります。
目標の級に合わせた英検対策コースがあるか
まず大切なのが、「英検対策コース」が用意されているかどうかです。一般的な英会話レッスンでも力はつきますが、合格を目指すなら、やはり英検の形式に特化したレッスンがあると安心です。
可能であれば、
・英検5級〜準2級向けの基礎コース
・英検2級〜準1級向けの発展コース
など、級別にクラスが分かれている英会話教室を選びましょう。同じ級を目指す仲間がいると、モチベーションも維持しやすくなります。
面接対策・ライティング添削に対応しているか
最近の英検では、ライティング(英作文)の比重が高まり、3級以上で面接試験も実施されています。そのため、
・本番形式の模擬面接をしてもらえるか
・ライティング課題の添削をしてもらえるか
は必ずチェックしたいポイントです。
教室によっては、マンツーマンで面接練習をしてくれたり、過去問題を使った英作文を宿題として出し、細かくフィードバックをくれたりします。こうしたサポートが手厚い英会話教室ほど、合格に直結しやすいと言えるでしょう。
通いやすさと料金も長く続けるうえで重要
どんなに内容が良くても、「通いにくい」「料金が負担」という状態では長続きしません。英検対策は数カ月以上の継続が前提になるので、
・自宅や学校、職場から通いやすい場所か
・振替制度があり、忙しい時期でも無理なく通えるか
・月謝やテキスト代など、トータルの費用が予算に合うか
といった点も忘れずに確認しましょう。無料体験レッスンや教室見学ができる英会話教室であれば、実際の雰囲気を確かめてから決められるのでおすすめです。
レベル別・英会話教室を活用した英検勉強法
英検対策と一口に言っても、目標とする級によって重点を置くべきポイントは変わってきます。ここでは、レベル別に「英会話教室のレッスン」と「自分での勉強」をどう組み合わせればよいか、イメージしやすい形でご紹介します。今の自分のレベルと照らし合わせながら、無理のない計画を考えてみてください。
英検5級・4級:まずは楽しく英語に慣れることが第一
5級・4級の段階では、「英語に慣れること」「英語って楽しい」と感じることが何より大切です。英会話教室では、ゲームや簡単な会話、歌などを通じて、英語の音やリズムにたくさん触れるようにしましょう。
このレベルで意識したいのは、
・アルファベットと基本単語をしっかり覚える
・よく使うフレーズを丸ごと口に出して覚える
・リスニングにたくさん触れ、耳を慣らす
といった、土台作りです。英検用のテキストも、イラストが多く、楽しく学べるものを選ぶと続けやすくなります。
英検3級・準2級:学校英語と会話力のバランスを取る
3級・準2級になると、文法や長文読解も難しくなり、学校の定期テスト対策と英検対策をどう両立するかが課題になりやすいです。英会話教室では、
・教科書で習った文法を実際の会話で使ってみる
・英検の面接形式で、質問に答える練習をする
・ペアワークで、自分の意見を英語で伝える練習をする
といったトレーニングを中心にしてもらうとよいでしょう。
自宅学習では、単語・熟語の暗記と文法問題をしっかりこなしつつ、教室で「話す」「聞く」を伸ばすイメージです。
英検2級以上:面接・ライティングで差をつける
英検2級、準1級、1級を目指す場合、合否を分けるのは「面接」と「ライティング」であることが多いです。英会話教室では、ニュースや社会問題、身近なトピックについて意見を述べる練習を積極的に行いましょう。
例えば、
・時事ニュースを題材にディスカッションをする
・よく出るテーマで短いスピーチを作り、発表する
・英作文を書き、講師に添削してもらう
などです。こうした演習を繰り返すことで、単語や文法の知識を「使える英語」に変えていくことができます。
英会話教室と自宅学習を組み合わせた効果的な英検対策
英会話教室に通っているからといって、それだけで英検に合格できるわけではありません。教室での時間は限られているため、レッスンで学んだことを自宅でどう復習するかがとても重要です。ここでは、英会話教室と自宅学習を上手に組み合わせるための具体的な工夫をご紹介します。
レッスンの前後に必ず「予習」と「復習」を入れる
まず意識してほしいのが、レッスンを受けっぱなしにしないことです。
レッスン前には、
・前回習った単語や表現を軽く見直す
・次のレッスンで使いそうなトピックに目を通す
といった簡単な予習をしておきましょう。
レッスン後には、
・その日習ったフレーズをノートにまとめる
・新しく覚えた表現を使って、短い英文を書いてみる
などの復習をすることで、記憶の定着がぐっと良くなります。
スキマ時間でリスニングと単語をコツコツ積み上げる
英検のリスニングと単語力アップには、「毎日の積み重ね」が欠かせません。通学・通勤の時間や、寝る前の数分だけでもいいので、次のような習慣を作ってみてください。
・英検公式やレベルに合った音声教材を毎日聞く
・スマホアプリや単語帳で、1日10〜20個の単語をチェックする
・聞いた英語の中から、気になるフレーズをメモしておく
英会話教室の講師におすすめ教材を聞いて、自分に合うものを教えてもらうのも良い方法です。
過去問演習は「時間を計る」「間違い直しをする」がポイント
英検対策では、やはり過去問題の活用が欠かせません。自宅で過去問を解くときには、
・できるだけ本番と同じ時間を計って解く
・解きっぱなしにせず、間違えた問題を必ず見直す
・解説を読んでも分からないところは、英会話教室で講師に質問する
といった流れを大切にしましょう。
教室でのレッスンと過去問演習を結びつけることで、実際の試験で「どのように力を発揮すればいいか」が分かるようになっていきます。
英会話教室を味方にして、無理なく英検合格を目指そう
英会話教室は、「英検対策だけをする場所」ではなく、「英語そのものを楽しみながら力を伸ばす場所」です。英検はあくまで通過点であり、合格を目指す過程で身についた英語力は、その先の進学や留学、仕事にも必ず役立ちます。
自分に合った英会話教室を選び、レッスンと自宅学習をうまく組み合わせていけば、無理のないペースで実力を伸ばしていくことができます。焦らず、一歩ずつステップアップしながら、英検合格とその先の目標に向かって一緒に頑張っていきましょう。
